新聞のおはなし

配達エリア

プライバシーポリシー

  新聞を読んでみよう

 社会への関心は成長の証しです。関心の幅を広げることで、世界と自分との関係が深まります。さまざまなものについて関心を持つことが、より豊かな人生を送ることにつながります。そのお手伝いをするのが新聞です。
 新聞は事件・事故やさまざまな出来事について事実や解説を「広く深く」伝える情報媒体です。活字量は1日約35万字。文庫本約2冊分になります。目的情報に早く到達でき、読みたいページから読むことができるように面がカテゴリーごとに分かれています。ほかのメディアに比べ圧倒的に情報量が多いことも新聞の強みです。

 

・・・それでは秋田魁新報の構成を見てみましょう

 

1面:新聞の顔

秋田から世界のことまで、大きなニュースが丸分かり。日々の喜怒哀楽や世相ウオッチのコラム「北斗星」。その日の新聞の中身が一目で分かる「きょうの紙面」。これに天気予報、カレンダーもあります。

2面、3面:社会の波

主に政治、行政の動きを紹介しています。秋田県の将来を方向付ける県の施策やそれを論議する県議会の記事は、他紙を圧倒しています。政治の動きなどを深掘りする「表層深層」は、読者の視点を広げます。硬い、難しそう、取っ付きにくいと思われがちですが、役に立つ面です。風刺漫画「時事漫評」は「くすっ」とさせるオアシスです。

4面〔あきた経済〕:アイデアの素

生活の基盤となる産業、経済が弱いといわれる秋田県。産業振興や経済発展を目指そうと2005年に誕生した面です。県内企業の動きや各界リーダーの考えに加え、本県の99%を占める中小企業の動向もこまめに紹介しています。本県経済の課題を取り上げ、将来を探る企画も随時掲載しています。県内で働く人の仕事の参考になる面を目指しています。農業も主にこの面に掲載します。

くらし面:情報交流センター

生活や暮らしに役立つ情報、女性の視点を重視した面です。健康、医療、シニア、学びなどをテーマに掲載しています。日常生活での思いをつづる投稿コーナー「えんぴつ四季」は人気です。

スポーツ面:元気の源

スポ少、部活動の動きや試合結果から、社会人競技、バスケットボールの秋田ノーザン・ハピネッツ、サッカーJ3のブラウブリッツ秋田、ラグビーの秋田ノーザンブレッツなど、スポーツ記事が満載です。

文化面:思考の泉

誰でも参加できる読者の短歌、俳句、川柳、詩の発表の場「読者文芸」や県内各結社の作品紹介など長い歴史があります。郷土史家や各分野の研究者がこつこつと調べてきた歴史や民俗などに関する寄稿なども随時掲載しています。

地域面:身近な関心

県内を「秋田市」「県央」「県北」「県南」に分け、各地のニュース、話題を伝えています。東京に拠点を置くいわゆる全国紙との大きな違いです。

社会面:社会の喜怒哀楽

最終面(裏面)から4ページを社会面としています。事件や事故のほか、気持ちを共有する物語やドラマも追っています。家で簡単にできる運動を紹介する「運動ワンポイント」、本県ゆかりの人の半生を紹介する「時代を語る」のほか、日々の物故者を掲載しています。

テレビ欄:興味の発見

わずか数行の番組内容ですが、トレンドを読み取ることができます。興味を持ったら関連記事を読んでみましょう。


レイアウトについて

新聞は一つの面に数種類の記事が含まれています。それらを重要度に従って配置し、紙面全体の変化とバランスをみながら、読みやすく美しい紙面をめざしています。見出しの大きさや記事の量は、おおむねニュースの価値に比例しています。世の中の動向を知りたいときは、とりあえず大きな見出しの記事を読むと良いでしょう。一目で内容が分かるように整理記者が工夫してつけている見出しですが、「自分だったらこんな見出しをつけるのに」などと考えながら新聞を読むのもいいですね。

新聞社の主張

「北斗星」や「社説」などに新聞社の主張が書かれています。論説担当の記者ら数名が日替わりで執筆しています。社説はフォーマルな見解、北斗星や杉などのコラムはカジュアルな見解です。これらの主張はそれが絶対だということではありません。自分の考えを幅広く持つための参考意見として位置付けると親しみやすくなるでしょう。

最後に

大量の物品提供と引き替えに新聞購読契約を取ることは、公正取引委員会によって禁じられています。購読の強制や強要は訪問販売法で禁じられています。値引きや長期間無料で配達する行為も認められていません。これらは新聞の価値やイメージを著しく低下させる行為です。大畑専売所ではそのような行為は一切行いません。強引な営業でお困りの場合は弊社までご相談ください。