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秋田さきがけ大畑専売所


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e-ha 通信 2008年11月

第16回 自分の口、他人の口


時間厳守、私の歯科医院では開業時より絶対に守っていることです。

約束を守るということは、人間として最低限のルールです。特に歯科治療という内容は、お互いの信頼関係やモチベーションが非常に重要となります。時間を守れない人は、治療上の約束を守ることができない可能性があります。

治療する側も、時間厳守を履行するために日々努力をしています。

ある患者さんが連絡なしに予約時間を30分過ぎて来院されました。他の予約患者さんに迷惑がかかるため、特に痛みなどが無い様なので、事情を説明して予約の変更をお願いしましたら逆切れされました。

待合室にいた数名の患者さんの中に、以前同じ様なことで受付に文句を言った人がいました。不思議なことに、さきほど遅れてきて文句を言っている人を軽蔑した目で見ていました。

1ヶ月前より最近話題のデジタルフォトフレームを使用しております。虫歯の成り立ちや歯周炎の説明の画像と風景写真を織り交ぜて1フレーム30秒ごとに約60枚(風景写真は約15枚)入ったもの物を写し出して治療椅子の前に置いています。


老若男女問わず、ほぼ全員が内容に夢中になります。今まで本などで何度となく説明しても聞く耳を持たなかった人までもです。

再三にわたり歯周炎の説明をしても歯ブラシをまじめにやってこない方が、重度の歯周炎を罹った人の写真(説明のときと同じ写真)を見て、「歯周炎って怖いね。これなんかひどい歯茎だねえ」と。

すかさず私も「あなたの歯茎もこうですよ」と言いそばにある鏡を差し出して見てもらいました。やっと自分の病状を理解したのです。
 
歯ブラシの方法は、毛先の動かし方が非常に重要になります。毛先がきちんと動いているかどうかは、歯ブラシの持ち方や腕や手首の動かし方で判ります。歯ブラシ指導している患者さんの、自身の歯ブラシの動かし方を客観的に見てもらうために、ビデオに撮りそれを見てもらっております。

自分の歯ブラシの映像を見た方はほぼ全員、鏡で歯ブラシの動かし方を見てもらった場合と異なり、まるで他人のやり方を批判するかのようになります。その後格段に動かし方がよくなります。

多くの人は、テレビ画面の映像になると良く見ます。不思議なことに、同じ内容のものでも写真や本などの紙面のものでは、説明しているにもかかわらずあまり理解していただけません。


他人のことになると、非常に客観的に物事を観察したり理解できます。

自分の姿を、第三者の目として見ることができれば悪いところを改善できます。しかし、悲しいことに道具を使わなければ、それができないという現実があります。

三上卓也先生 三上卓也(みかみたくや)先生

昭和42年神奈川県生まれ 神奈川歯科大学卒業 平成6年 神奈川歯科大学付属総合診療科勤務 平成8年 仁歯会 松井歯科医院勤務 平成11年 神奈川県三浦市にて開業 横須賀市歯科医師会/三浦臨海高校学校医/日本歯内療法学会所属 趣味はスクーバダイビング・写真(陸上/水中)・クラッシック音楽鑑賞・フルート演奏・旅行など多彩。三崎合唱会ではテノールを担当。

LinkIconhttp://www.geocities.jp/mikami_dental/