e-ha 通信

秋田さきがけ大畑専売所

社会への関心は成長のあかし 新聞は社会への窓口です

e-ha 通信 2007年5月

第10回 口の開け方、そのとき舌は?


歯の検診や治療を受けるときには、必ず口をあけます。そのとき、舌をどのようにすればよいか、口は限界まであけたらよいのか、考えたことはありませんか。このことを意識しすぎて、余計な力が入ってしまう人が多いのではないでしょうか?

先日、高校の歯科検診に行ってきました。600人ほどの生徒の口の中を診査しました。口の中の状態はもとより、口の開け方やそのときの舌の置き方がさまざまでした。

力を入れて歯全体を覆ってしまう人。内科で喉を見てもらうときの様に舌を思いっきり出してしまう人。などなどさまざまです。

噛み方も、前歯でだけで噛む人、横の方で噛む人など十人十色です。一番困るのは、唇に力を入れてしまう場合で、歯がまったく見えなくなってしまいます。

歯石をとっているときによく見られることですが、痛さのためか、無意識または意識的に、その場所を触らせないようにする人がいます。触っている歯の周辺唇に非常に力を入れてしまう方がいます。この場合、歯を完全に露出することができなくなり、唇を傷つける可能性があります。これは大変危険ですから、力をぬいてリラックスするようにしましょう。

舌の置き場はどうでしょうか。一番困るのは、舌をだらりとしてしまっている人、これとは逆に、意識しすぎて舌にいらない力が入っている人です。舌は力をぬいて喉のほうにもっていくか、治療中の歯から遠ざけるようにするといいでしょう。

歯を削る機械はエアータービンと言いますが、その先端のドリルの部分は1分間に20〜50万回転で回っています。刃先に一瞬でも触れると唇や舌は勢いよく切れてしまいます。そのため私たちは半ば強引に器具を使い唇や舌を治療部位から排除します。

唇を口腔内審査用の鏡で広げると、その広げる力の方向に意識的に顔を動かす方がいます。これも非常に治療がやりにくくなります。顔の方向はこちらが指示しないかぎり、なるべく一定にしておいてください。

治療中に口の中で行われていることはとても危険なことです。削っている歯に舌を近づけることや唇に力を入れてしまうことは、電気ドリルで角材やコンクリートに穴をあけているところに指を近づけることと同じです。そのようなことをすると回転している刃にすぐに巻き込まれてしまい思わぬ事故を引き起こします。

先生からの指示がないかぎり、むやみに顔を動かさず、唇は力を入れず、舌は治療している歯から遠ざけた位置に置きましょう。そしてリラックスしていただくことが理想です。

少しだけこのことを意識して、よい体勢づくりをお願いします。そうすることで、治療する側もされる側もやりやすくなります。

歯の検診や治療を受けるときには、必ず口をあけます。そのとき、舌をどのようにすればよいか、口は限界まであけたらよいのか、考えたことはありませんか。このことを意識しすぎて、余計な力が入ってしまう人が多いのではないでしょうか?

先日、高校の歯科検診に行ってきました。600人ほどの生徒の口の中を診査しました。口の中の状態はもとより、口の開け方やそのときの舌の置き方がさまざまでした。

力を入れて歯全体を覆ってしまう人。内科で喉を見てもらうときの様に舌を思いっきり出してしまう人。などなどさまざまです。

噛み方も、前歯でだけで噛む人、横の方で噛む人など十人十色です。一番困るのは、唇に力を入れてしまう場合で、歯がまったく見えなくなってしまいます。

歯石をとっているときによく見られることですが、痛さのためか、無意識または意識的に、その場所を触らせないようにする人がいます。触っている歯の周辺唇に非常に力を入れてしまう方がいます。この場合、歯を完全に露出することができなくなり、唇を傷つける可能性があります。これは大変危険ですから、力をぬいてリラックスするようにしましょう。

舌の置き場はどうでしょうか。一番困るのは、舌をだらりとしてしまっている人、これとは逆に、意識しすぎて舌にいらない力が入っている人です。舌は力をぬいて喉のほうにもっていくか、治療中の歯から遠ざけるようにするといいでしょう。

歯を削る機械はエアータービンと言いますが、その先端のドリルの部分は1分間に20〜50万回転で回っています。刃先に一瞬でも触れると唇や舌は勢いよく切れてしまいます。そのため私たちは半ば強引に器具を使い唇や舌を治療部位から排除します。

唇を口腔内審査用の鏡で広げると、その広げる力の方向に意識的に顔を動かす方がいます。これも非常に治療がやりにくくなります。顔の方向はこちらが指示しないかぎり、なるべく一定にしておいてください。

治療中に口の中で行われていることはとても危険なことです。削っている歯に舌を近づけることや唇に力を入れてしまうことは、電気ドリルで角材やコンクリートに穴をあけているところに指を近づけることと同じです。そのようなことをすると回転している刃にすぐに巻き込まれてしまい思わぬ事故を引き起こします。

先生からの指示がないかぎり、むやみに顔を動かさず、唇は力を入れず、舌は治療している歯から遠ざけた位置に置きましょう。そしてリラックスしていただくことが理想です。

少しだけこのことを意識して、よい体勢づくりをお願いします。そうすることで、治療する側もされる側もやりやすくなります。

三上卓也先生 三上卓也(みかみたくや)先生

昭和42年神奈川県生まれ 神奈川歯科大学卒業 平成6年 神奈川歯科大学付属総合診療科勤務 平成8年 仁歯会 松井歯科医院勤務 平成11年 神奈川県三浦市にて開業 横須賀市歯科医師会/三浦臨海高校学校医/日本歯内療法学会所属 趣味はスクーバダイビング・写真(陸上/水中)・クラッシック音楽鑑賞・フルート演奏・旅行など多彩。三崎合唱会ではテノールを担当。

LinkIconhttp://www.geocities.jp/mikami_dental/