2008年12月
第33回 お得な時間の使い方
「一石二鳥」「一挙両得」
主婦ゆえか、こんなお得感のある響きにめっぽう弱い。
赤ちゃんを抱きながら、スクワットをする。
台所仕事をしながら、子どもと九九の競争をする。
車の運転をしながら、仕事のシミュレーションをする。
どれもやりながら「私ってば、時間の使い方の天才!」と自画自賛している。
そんな私が、冬になるとウオーキングと入れ替わりに力を入れることがある。それは「エアロバイクをこぎながら、読書する」こと。しかも、Tシャツ+短パン姿で。
読みたい本を持ってペダルをこぎ出す。20分もすると私の周りだけ常夏・亜熱帯気候(?)。冷え性の私には効果抜群、ショウガ湯よりもホッカイロよりも体の芯が暖まる。密かにこれ、「自家発電」と呼んでいる。
おやつを食べ過ぎた時のカロリー消費にも一役買ってくれる。ポテチを一袋食べたら「500キロカロリー」までこいで「なかったこと」にする。
それどころか。私の場合、こぎながら食べることもあるから大したものだ。「これで帳消し」と思えば、「あ〜あ、また食べちゃったよ」という罪悪感もない。
ランナーズハイのようなものか。それとも読書の楽しさがそうさせているのか、苦しさよりも心地よさが先に立つ。
もはや一石二鳥どころの話しではない。
暖房費節約、冷え改善。
おやつ食べ放題。なのに、久しぶりに会った人から「すっきりしたね」と言われる。
読書時間確保で「向上してる感」アップ。
三鳥も四鳥も鳥が捕れる。
さて、あなたのお得な時間の使い方はなんですか?「むむ?見あたらないなあ」とおっしゃる方、「一石二鳥」を意識してみては。
歯磨きしながら腰回し体操をする。
子どもをお腹に乗せて、遊びながら腹筋する。
電話しながら、ぞうきんスリッパで拭き掃除をする。
ちょっとの意識変換で、あなたも子どもも床までも、ぴかぴかに輝き出すよ。
若松亜紀(わかまつあき)先生
1968年秋田県生まれ。1990年、秋田大学教育学部幼稚園教員養成課程卒業。私立秋田南幼稚園に7年間勤務。シュタイナー教育を保育に取り入れる。閉園により退職。
保育経験や育児を綴ったエッセイ「心で感じる幸せな子育て」(ほんの木)を出版。2005年「粗食のすすめ」の幕内秀夫氏との共著「マンガでわかる食育」(かもがわ出版)出版。教育関係広報誌への連載、講演活動、ラジオ子育てコーナーなども担当。2006年4月には「子どもが輝く幸せな子育て」(ほんの木)を出版しました。
現在は秋田市の自宅で、「出会いと生きがいづくりの場、陽だまりサロン」を運営。毎日たくさんの親子連れでにぎわっています。夫と10歳の娘(華凛)と、8歳の息子(飛龍)の4人暮らし。
陽だまりサロンのブログです。http://yaplog.jp/hi-damari/
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