第18回 石造りの五重塔(2007年4月)
八橋面影橋の脇の路地を抜けた所に「宝塔寺」があります。境内には五重塔。
五重塔といえば奈良法隆寺の日本最古の五重塔など木造の塔を思い浮かべると思いますが、宝塔寺にあるのは全国的にも珍しい石造りの五重塔。
花こう岩で作られ、相輪(塔の先端部)の先端までの高さが約9メートル、基部は約2メートル四方。各部の細工はとても精巧にできており全体的にも均整のとれた美しい塔です。
建立の由来は諸説あり、確かなことは分かっていないようですが様々な言い伝えが残っています。
商船が大阪から秋田の玄関 土崎湊(港)に入ろうとした際暴風雨に遭い遭難しそうになった時「宝塔寺」の守護神をまつる「七面堂」の灯りが見え、そこに祈願することにより無事入港でき、難を逃れたお礼として大阪から運ばれてきたという言い伝えもそのひとつ。
この「七面堂」は本堂の後ろ、67段の石段を登りきった小高い丘にあります。現在は大きな建物で見えなりましたが、かつては秋田港、日本海を一望できました。
八橋一里塚からはじまり「宝塔寺」「秋田城跡」など旧国道沿いには秋田市指定の文化財、史跡が数多く点在しています。
それぞれ訪れ歴史を感じる散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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