第12回 果実の道(2006年10月)
9月12日、泉地区にあるハミングロード内の果実の森で泉小学校2年生総勢約200人によるナシの収穫が行われました。
幸水、八雲など約400個の実をもぎとり、PTAのお母さんたちによる皮むき応援のもと、甘くシャキシャキしたナシをみんなで食べました。
おととしは台風の影響で実が全くなりませんでした。昨年はいつもの年の半分の出来でした。それが本年は一転して大豊作。子どもたちの喜びも大きいと思います。
ハミングロードの果実の森は平成4年10月に富樫清弘様により設立された「泉・緑の会」によって整備されています。
「泉・緑の会」は住民同士が、親ぼくや異業種の集まりによる助け合いのもと、緑を造り、守ることを目的に設立されました。
最も苦労したのが害虫駆除であったと富樫氏はいいます。3月から11月にかけて薬剤散布が行われますが、気候や木の種類、害虫の種類により薬剤を調合するにはプロの技が必要でした。
そこで、泉在住の県果樹試験所で次長をされていた田中様の協力のもと、薬剤の調合が実施されることになりました。
「これも異業種の集まりの強みです」と富樫氏。仕事の傍ら地域の世話活動にも全力で取り組み、住みよさを追求し、子どもたちのより良い居場所づくりのため「泉・緑の会」は日々活動しています。
これからは子どもたちによる春の受粉作業、夏からの摘果作業、袋かけ作業がされたリンゴの収穫がはじまります。
「甘くておいしいリンゴになって」という子どもたちの願いがこめられた、かわいい絵の袋。その袋をまとったリンゴたちが収穫の時を待っています。
地域の人々の協力で整備されているハミングロード。果実の道以外にも新緑の道、桜の道、せせらぎの道、花木の道、けやきの道があります。
ブロックごと季節ごとに変化する木々の姿を見ながら、子どもたちの歓声を聞きながらの散策はいかがでしょうか。
地域の協力に支えられた散策道は大きな財産です。これからも大切にしていきましょう。
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