第10回 道の駅(2006年8月)
旧国道とけやき通りの交差点、中央分離帯に黒い小さな木があります。
江戸時代、東京日本橋を基点に、全国へ通ずる主要街道が整備されました。
旅の行程の目安、木陰で休憩の場所になるように、一里(約4キロ)ごとに目印となる木を植えました。1604年から10年程かけてのことです。
一里塚の大きさは約9メートル四方、高さ約1.7メートル。そこに榎、槐(えんじゅ)等の丈夫な木を植えました。
江戸から久保田(秋田)までは143里(約572キロメートル)。
羽州街道に入り、久保田城下入り口の牛島猿田川にかかる御茶屋橋の一里塚、そして楢山、川反、通町を経てこの八橋一里塚に至ります。
現在は道路の整備改善などによりその役割はなくなりましたが、今も全国で数多くが史跡として残されています。
現在道路沿いにはドライブイン、サービスエリア、パーキングエリアがあります。最近は全国の道路沿いに様々な工夫をこらした道の駅があります。かつての一里塚は現在の道の駅のように旅人の疲れを癒していたことでしょう。
旧街道を歩きからいにしえの旅人の姿を想像しながらの散歩道はいかがでしょうか。
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