第9回 山椒は小粒でもぴりりと辛い(2006年7月)
七味唐辛子の七味といえば赤唐辛子、ちんぴ、山椒、黒ごま、けしの実、麻の実、青のりです。
草生津川の川沿いの遊歩道、寺内堂ノ沢付近を歩いていくと柑橘系の良い香りが漂ってきます。草生津公民館わきに植えられた山椒の木です。
香辛料に使用されるのは実の皮の部分を乾燥させ粉末にしたものです。
7月23日は「土用の丑」。うなぎの蒲焼にも山椒は欠かせません。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」。小柄でも気がきいて役に立つということわざです。
ことわざどおり、わずかな量でも様々な料理を生かすことができます。また若芽は「木の芽」と呼び、そのままお吸い物やちらし寿司の飾りなど料理のツマに利用されます。
この山椒、大好きなのは人間だけではありません。葉を好んで食べる昆虫がいます。
アゲハチョウの幼虫はみかんの葉が大好き。だから同じみかん科の山椒の葉も大好き。
栄養満点の葉をおなか一杯食べ、さなぎになって冬を越し春には美しいチョウに羽化します。
そんな自然の香りを楽しみながら散歩もまたおもむきのある散歩道になると思います。
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