あなたの街の散歩道

秋田さきがけ大畑専売所

社会への関心は成長のあかし 新聞は社会への窓口です

第2回 この道は・・・(2005年11月)


保戸野鉄砲町の社会保険事務所付近から新国道に平行して断片的に土崎方面まで続く道路。とぎれとぎれですが地図上に線を引いてみると一本につながる不思議な道です。実はこの道、路面電車の名残なのです。
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かつて秋田市では路面電車(市電)が走っていました。秋田駅前から広小路、山王を通り、秋田市交通局(現在の社会保険事務所付近)から専用の道を走り、泉、三千刈、将軍野を経て土崎まで続く路線。昭和40年に廃止されるまで、市民の重要な交通機関でした。

現在も路面電車が残っている都市は広島をはじめ、長崎、函館、鹿児島などわずかです。いずれも老朽化が進み、騒音、振動が激しいなどの問題が出ています。また路面から電車の床までの段差が大きく、足腰の弱い方や車椅子を利用の方、ベビーカーでの乗り降りに困難があり、交通渋滞の問題もからみ敬遠傾向にあります。…少し残念な気もしますね。

海外では、環境に優しい交通機関ということで拡大途上の地域があります。環境先進国ドイツやヨーロッパ諸国では、「トラム」と呼ばれる路面電車が走っています。超低床車の導入や鉄道との相互乗り入れなど大変便利なシステムになっているようです。


外旭川野村から将軍野方面、草生津川にかかる向山橋より土崎方面をのぞみます。3年ほど前まで市電の橋脚をそのまま流用した歩行者専用の橋になっていました。ことし新しい橋になるまでは、唯一残っていた建造物でした。

泉中央1丁目付近はかつて「日吉駅」があったそうです。「日吉」という地名はもうありませんが町内会の名前として残っています。

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